2軸のマトリクスで筋肉と脂肪の変化をシンプルにまとめました
今回のテーマは、どうすれば筋肉がついてどうすれば脂肪が減るのか。
この重要な変化の法則を
- カロリー収支
- 筋トレの有無
というシンプルな2つの要素でまとめました。
「これが「カロリー収支」「筋トレ有り無し」と変化させたときの、筋肉量と脂肪量の変化です。
詳しく見ていきましょう」
①オーバーカロリー×筋トレあり
筋肉を増やす唯一の方法。
筋トレをしながら、カロリー収支をプラスにすることで、効果的に筋肉を増やすことができます。
しかし残念ながら、脂肪も一緒に増えてしまいます。
筋肉のみを増やす方法は基本的にありません。
ただしオーバーするカロリー量やPFCバランスを意識することで、脂肪の付く量を最小限に抑えることはできます。
※PFCバランス:「たんぱく質」「脂質」「糖質」の摂取バランスのこと
②オーバーカロリー×筋トレなし
脂肪のみを増やす方法がこれ。
ボディメイクでこのパターンを使うのは、大幅に筋肉を減らしたい場合ですね。
大幅に筋肉を減らす場合、極端な減量とトレーニングを伴わない増量を繰り返します。
③アンダーカロリー×筋トレあり
筋肉量を維持しつつ脂肪のみを落とす方法。
ただし全く筋肉が落ちないわけではないです。
かなり強度の高いトレーニングを行わないと、筋肉量は維持できません。
④アンダーカロリー×筋トレなし
筋肉も脂肪も落とす方法。
意図的に筋肉を落としたい場合、または意図的に筋肉を落としたい部位に対してこのパターンを使います。
急激な減量を行うほど、筋肉も落ちる割合が多いとか。
ちなみに筋肉のみを効果的に落とす方法はないですね。
これらは部位ごとにも当てはまる
今回のマトリクスを理解することで、カラダをデザインする方法が見えてきます。
例えば肩の筋肉は増やしたくないけど、脚の筋肉を増やしたい場合。
カロリー収支はオーバーカロリーにします。
筋トレは、肩の筋トレは行わずに脚の筋トレのみを行いましょう。
こうすることで。肩の筋肉を増やすことなく脚の筋肉のみを増やすことができます。
このとき脂肪は全身つきます。
もう一つ例を。
今度はお尻の筋肉は減らしたくないけど、上半身の筋肉を減らしたい場合。
このとき、カロリー収支はアンダーカロリーとなります。
筋トレはお尻の筋トレのみを行い、上半身は一切筋トレを行いません。
こうすれば、お尻の筋肉を維持しながら上半身のみの筋肉を落とすことができます。
このとき脂肪は全身落ちます。
マッチョの場合は筋肉を減らすためのアプローチなんて知らなくていいかもですが、女装子には重要なこと。
このマトリクスを頭に入れることで、カラダのボリュームをコントロールするときにかなり参考になると思います。