ありのままの自分なんて好きになるな!嫌いな自分を好きになる本当の方法。

今回はいつもとはちょっと違ったお話。

まずはぼくの友人のツイートを紹介します。

 

「自己啓発系の本でよくありますよね。「ありのままの自分でいい」とか、「まずは自分のことを好きになりましょう」とか。

実はそれってなかなか無理ゲ―。

自分をなかなか好きになれなくて悩むのなら、自分のことを嫌いなままで、嫌いなことを利用したほうがよっぽど生産的よっていうお話です」

 

 

理想じゃない自分なんて受け入れたくない

 

ありのままの自分を受け入れて好きになる。

そしたらハッピーオーラが出ますよね。自分がハッピーにふるまうから周りも自分に対して優しく接してくれるし、ハッピーな輪が広がりますよー。

みたいなのが、ありがちなスピリチュアル本や自己啓発本に書いてある内容です。

 

まあ、一理ある。

 

でもね、考えてみてください。

なぜ自分が嫌いなのかを。

 

それって、理想の自分と今の自分が違うからじゃないですか?

こうありたい、でも自分はそうじゃない。

だから自分が嫌いなんですよ。

 

理想と違う自分をなんで認めないといけないの?

そんなん、自分をだましてるみたいなものじゃない?

 

結局あなたが自分を認める方法は、自分を成長させることしかないんですよ。

 

認めるよりも成長したほうがずっといい

自分を好きになるための最も効率的な方法、それは努力して努力して自分を変えることです。

もうね、それしかないでしょ。

 

少しぼくの話をしますね。

 

 

ぼくが筋トレを始めた頃、自分のことが大嫌いでした。

正確には、自分のカラダが嫌で嫌でしょうがなかった。

そのころぼくはフィジークという競技を知りました。

ステージで輝く肉体美。その姿に憧れると同時に、自分の情けないカラダに失望した。とにかく自分のカラダの醜さが、受け入れがたくて・・・。

つらくてつらくてねえ・・・。

圧倒的コンプレックスです。

 

で、当時は自転車を少し乗ってたんですが、完全にやめて筋トレを始めました。

それからの毎日は最悪でしたね。

鏡を見るたびに絶望にも似た感情が起こる。なかなか変わらないカラダ。自分に対しての失望感や無価値感。

もう、常にイライラしてました。

 

それでも、変われるという自信だけがなぜかあったんですよ。変わりたかった。

ぼくはいろいろ調べるたちなので、調べてみたらこれはいける!と思ったんですよね。

自分のカラダに自信はなかったけど、変われる自信はあったんですよ。

その時のぼくはすでに「努力すれば人は変わる」ということを学んでいたので。

 

で、ジムに通って食事管理して。ちょっとずつだけど・・・カラダも変わっていった。

そしたらね、何が起こったか。

ちょっと自分に自信がついたんですよ。まだまだかっこいいとは微塵も思えなかったけど、”変われた”っていう自信がついてきた。

 

しかもカラダが変わると、周りの人が褒めてくれるんですよね。

「ジム行っててすごいですね!」とか、「どうやったらそんな変わるんですか?」とか、「どうやったら続けられるんですか?」とか。

けっこう注目されるようになりました。

 

1年半くらい続けてたらコンプレックスの塊だった自分のカラダが、人に注目されるカラダになってたんですよね。

もちろんまだまだ理想じゃないです。自分のカラダが好きかと言われると、その答えはノーですね。

 

それでも、自分のカラダを嫌いではなくなってきた。

自分を認められるようになってきたんですよ。

 

自分が嫌いな時って、大抵自分の能力が低いんですよ

だから人にもなかなか認めてもらえないし、人と比べて劣ってると感じる。

そんで自分がどんどん嫌いになるっていう悪循環。

嫌いになって、卑屈になって、さらに友達減ってくみたいなね。

 

だから、とにかく今は成長することを考えた方がいいんです

何が何でも成長しましょう。

それが、道を開く方法です。

 

そして、そのためには、あなたは自分を嫌いなままの方がいい。

 

コンプレックスは最強の起爆剤

NLPという実践心理学では、人の行動のモチベーションには2種類あるとしています。

ひとつは向かうモチベーション。

もう一つは避けるモチベーション。

 

向かうモチベーションは、素敵なものに向かっていくモチベーションです。

例えば、「鈴木雅選手みたいなかっこいいカラダになりたい!俺も筋トレしよう!雅さんみたいなかっこいいカラダになるんだ!」というのですね。

素敵な未来を想像して、そこに向かっていくのが向かうモチベーションです。

 

避けるモチベーションは、嫌なことから逃げるモチベーション。

例えば、「こんなぶよぶよの醜いカラダはもう嫌だ!筋トレだ!絶対かっこよくなってやる!」というのがそれです。

嫌な未来を想像して、それを回避するために行動するのが避けるモチベーションですね。

 

そしてどんな人も、両方のモチベーションを持っています。

でも、どちらが強く出るのかは、人によってさまざま。

 

ちなみにぼくは避けるモチベーションが圧倒的に強いです。

「あれ素敵だなー」って思ってもなかなか行動には結びつかない。

「でも、このままいくとやばいな・・・どうにかしないとな・・・」となると急にやる気を出します。

 

夏休み最終日に、先生に怒られるのが嫌で急に宿題を頑張るみたいな感じですね(笑)

 

そして嫌な自分にうじうじ悩んでいる人は、ほとんど避ける傾向が強い人たちなんです。

だから、あなたが行動するには、その嫌な気持ちを思いっきり利用したほうがいい

あなたはたぶん、ポジティブな感情よりもネガティブな感情の方が行動につながる人だから。

 

自分を奮い立たせたいときは、思いっきり嫌な未来を想像してみてください。

何も行動しなかった場合、どんな嫌なことが起こるのか。

今のままの自分だと、この先どんなつらい未来が続くのか。

 

吐き気してくるかもしれませんね。

でもその嫌さが行動の面倒くささを上回ったら、人は行動します。なんとかしなきゃって。

行動すれば変われるんですよ。絶対変われる。

誰だってなりたい自分になれる。

 

もちろん100%そうなれるんじゃないですけど。

今からイチローみたいな野球選手になろうって言っても、まあ無理ですよ。

でも、努力すればするほど、理想に近づくんです。

 

挑戦するか、今のまま死ぬまで後悔するか。

どっちがいいですか?

 

答えは明白ですよね。

 

人は感情に支配される生き物じゃない。

感情を利用して前に進む生き物なんです。

自分が前に進めるんなら、ポジティブもネガティブも等価。等しく価値があるんです。

 

そう、コンプレックスはあなたを成長させる最強の魔法なんです。

病みの魔法ですけどね。

 

辛いです。

それは覚悟してください。

 

女装さんのボディメイクガイドがnoteになりました。

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