筋肉をつけるためには、なぜトレーニングしない日も高たんぱく食が必須なのか
今回も筋肉をつけるための食事について。
今回の内容は、筋肉つけたいならトレーニング日以外もたくさんたんぱく質とりましょうというお話です。
「筋トレ後にプロテインを飲めばOKって思ってないですか?それでは筋肉はつきません」
「えっ?トレーニング後だけじゃダメなんですか?」
「ダメよ。だめだめ。」
トレーニング後にプロテインを飲むだけでは筋肉はつかない理由
ぼくの知り合いにもいるんですが、トレーニング後だけプロテイン飲んで、ほかの食事は一切気にしてない人。
やっぱり身体は変わってないですよね。
せっかく筋トレしてるのに、努力が無駄になってしまってます。
筋肉をつけたい場合、高たんぱくな食事は毎日続きます。
毎日体重当たり2~3gのたんぱく質を摂る。
これが重要。
理由は2つです。
- 筋肉の合成はトレーニングをしていない時間におこるから
- 筋肉の分解を防ぐため
筋肉はトレーニングしていないときに合成される
筋トレをしたときに筋肉がついている。
これは大きな誤解ですね。
筋肥大は、筋トレからの回復過程で起こるものです。
この回復はトレーニング後から始まり数日間かけて行われます。
つまり、この間ずっとたんぱく質が豊富にないと、十分な回復が行われなくなってしまうんです。
トレーニング後だけじゃダメなんですよね。
筋肉の分解を防ぐにはたんぱく質が必要
わたしたちの身体では、常に筋肉の分解と合成が繰り返されています。
合成が分解を上回れば筋肉が増える。
筋トレは、この合成を高めてくれる効果があるんですね。
でも、トレーニングしてしばらくたつと合成のレベルが下がり、通常に戻ります。
そして、あまり筋肉を使わない時間には、不必要に増えた筋肉を分解しようとする働きが強くなる。
ぼくたちの身体はなるべく低燃費でいたいので、燃費の悪い筋肉はあまり増やしたくないんです。
これは飢餓に対する備えですね。
で、たんぱく質をたくさん摂ってると、この筋肉の分解をなるべく少なくすることができるんです。
筋肉を増やすためには、分解をどうやって抑えるかも重要なんですね。
余談ですが、サプリメントのHMBやBCAA、EAAなどは、この筋肉の分解を抑える働きが強いです。
比較的値の張るサプリですが、分解を最小限にするにはおすすめですね。
まとめ
- トレーニング後に少しプロテインを摂るだけじゃ筋肉は増えない
- たんぱく質は毎日必要量を摂ること
- トレーニングしてる日もしてない日も関係ない
- 筋肉の合成はトレーニング後数日続く
- たんぱく質を摂ることで、筋肉の分解を府防ぐことができる