汗の量とダイエット効果には関係がないって本当!?トレーナーが教えるダイエットと発汗の真実。

どうももやし子です。

最近暑い日が続きますよね。

こんなクソみたいに暑い日でも、ダイエットのためにと汗をたくさんかくために長袖を着て運動をしている人をたまに見かけます。

 

ですが実はダイエットと汗の量には何の関係もないって知ってました?

今回の記事では、勘違いされやすい汗とダイエットの関係について、解説をしていきます。

 

この記事を書いている人

女装子パーソナルトレーナーもやし子

筋トレ好きの女装筋肉。
筋トレ歴は3年ちょっと。
ぷろていん王国在住

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汗の量とダイエットには関係がない

「汗をたくさんかいたほうがダイエット出来そうだけど違うの?」

「そうだね。実は汗の量と脂肪燃焼の効果にはほとんど関係がないって言われているんだ」

 

 

多くの方が、ダイエットのためにたくさん汗をかこうと頑張りますよね。

お風呂に長く使ったり、暑い服装をして運動をしたり・・・

でも、これらの行動って、実はダイエット効果にほとんど影響を与えない。

・・・つまり、あまり意味がないんです。

 

ダイエットで減らすのは脂肪であって水分ではない

「たくさん水分が失われても、脂肪燃焼効果はかわらないのよ」

 

まずはじめに考えてほしいのは、ダイエットで減らすのは水分ではなく脂肪であること。

 

たくさん汗をかくともちろん体重は落ちますが、汗をかいて落ちるのはあくまでも水分です。

水分補給をすればもとに戻ります。

 

ダイエットを成功させるには、脂肪を燃焼させる必要がある。

そのためには、カロリー消費を増やす必要があるんです。

たくさん汗をかくと、何となくカロリー消費が増えるような気がしますが・・・

残念ながら「気がするだけ」なんですよね。

実際には同じ運動量であれば、汗をたくさんかこうがカロリー消費量はほとんど変わらないと言われています。

 

サウナスーツは無意味

「ボクサーの人とかはよくサウナスーツを着て減量してると思うんですが、それはダイエットとは関係ないんですか?」

「ボクサーの減量と一般の方のダイエットは全く別物だよ」

 

ボクサーなどの体重制限がある競技をしている人たちは、検量のために体重を一時的に落とす必要があります。

そのために体内の水分を抜いて体重を落としているのです。

彼らがサウナスーツを使うのは水分を抜くため。

脂肪を落とすためではないんですね。

 

ダイエットのために汗をかく量を増やそうとするのは、残念ながら努力の方向が間違っています。

どんなことでもそうですが、適切な方向性で努力しないと意味がありません。

東京から北海道に行きたいのに、西に向かって進んでしまってはいつまでたっても目的地に着かないですよね。

ダイエットも同じです。

 

ダイエットのために運動するなら、カロリー消費を増やすアプローチが重要なのです。

 

サウナスーツはダイエットには逆効果?

ここからは、ここまでの話をさらに1ほ進めて後半戦に入っていきます。

先ほどサウナスーツについて少し触れましたが、運動するときの服装について深堀をしていこうと思います。

 

サウナスーツがダイエットするには無意味というのは先ほど述べたとおりです。

ですが、無意味なだけでなく実はダイエットにはマイナス面の方が目立ってしまうんです。

 

デメリットは2点

汗が蒸発しないので体温が上がりすぎる

わたしたちは汗をかくことで、体温を調節しています。

かいた汗が蒸発することで、カラダを覚ましているんですね。

サウナスーツはこの汗の蒸発を妨げてしまうので、体温が下がらないんです。

 

体温が下がらないと運動を継続するのがとてもつらくなってしまいますよね。機械でいうとオーバーヒートです。

結果として本来1時間走れる力があるのに30分しか走れないなど、運動時間が短くなってしまうんです。

 

大量に汗をかくので、脱水の可能性が高まる

わたしたちの身体は、水分が失われると大幅にパフォーマンスが低下します。

2%でのどの渇きが始まり、パフォーマンスが低下し始める。

3%失われると、意識がぼんやりしたり、食欲の低下。

4~5%の水分が失われるとめまいや頭痛がしてくることもあります。

短時間で大量に汗をかくことで、このような脱水状態に陥りやすくなってしまいます。

パフォーマンスが低下すれば運動強度が下がり、結果としてカロリー消費量は落ちてしまいます

 

 

大事なのは、快適な服装でトレーニングすること

「運動・・・特に有酸素運動でカロリー消費量を決めるのは”運動強度”と”運動時間”の2つなのです。」

 

強度が高ければ短時間で多くのエネルギーを消費しますよね。

逆に強度が低くても、運動時間を伸ばせば伸ばした分エネルギーの消費量は大きくなります。

 

つまり、運動でなるべくかろリーを消費するには

なるべく高い強度で

なるべく長時間

運動することが重要なんです。

 

そのためには、可能な限り快適な服装を選択することが大切。

つまり軽くて動きやすく、通気性があり、すぐに乾くようなウェアですね。

 

まとめ

「今日の内容をまとめますね」

 

  • 汗の量とダイエット効果は比例しない
  • それは、汗の量とカロリー消費量は関係ないから
  • ダイエット効果を高めるには”運動強度”と”運動時間”が重要
  • なるべく快適な服装で運動することが、ダイエットにつながる

 

女装さんのボディメイクガイドがnoteになりました。