女装(男性)が女性らしいカラダになるために筋トレは必要!?
今回のテーマは、女装が女性らしいカラダになるために、筋トレは必要なのかどうかです。
女装さんにとって、体つきの問題は大きいですよね。
もともとが男性なんだから、女性っぽくなるのは難しいです。
「ぼくは先日こんなツイートをしました」
女装さんって美意識高いので痩せようと頑張ってる人多いんだけど、ぼくは女装さんももっと筋トレした方がいいよって思ってます。
なぜかというと、痩せただけでは美しくなれないから。
女性の多くももうその事に気づいてる。— もやし子@女装子パーソナルトレーナー (@yu_yoshida00) May 19, 2019
ぼくはこれまで3年間筋トレをしてきて、最近は女装筋肉として、「筋肉美×女性らしさ」を表現するためのボディメイクを行っています。
「前は上半身ばっかりだったのに、最近おしり鍛えまくってるのはそういうことなの?」
「そういうことなんです、姫様。ぼくにしかできない肉体美を追求したいんです」
そんなぼくが言えるのは「女装さんが女性らしいカラダになりたい場合、間違いなく筋トレはした方がいいです」ということ。
その理由を説明していきます。
痩せるだけじゃ女性らしいカラダのラインにはならない
男性と女性って、もともとの骨格が全然違いますよね。
ここについてはまた別の記事で深堀りする予定ですが、女性と男性の骨格で特に大きな違いは腰です。
男性はウエストから腰がすとんと直線になるのに対して、女性の腰はウエストから広がった曲線になっています。
なぜこうなるのかというと、女性の方が骨盤が横に広いからです。
だた痩せるだけではこの腰のラインは絶対に出てきません。
単純に痩せるだけだと、もともとの男性らしい骨格が協調されるだけなんです。
(まれに骨格が女性的な人がいるのですが、そういう方は例外。彼らは神に祝福されし者ですね・・・)
筋トレは骨格をカバーできる
では筋トレの何がいいのかというと、骨格をカバーしながらカラダのデザインができるということ。
例えば僕は肩幅が狭いのがコンプレックスでしたが、筋トレをして肩の筋肉をつけることで肩幅を広くし、男性らしい逆三角形の身体に近づけることができました。
同様に、腰や臀部にしっかりと筋肉をつけて、ボリュームを出すことも可能なんです。
腰に筋肉をつけれられれば、腰幅が広がり腰の豊かな曲線に近づけることができます。
これが筋トレでカラダをデザインするということです。
ただしやみくもに筋トレしてはいけない
こういうことを言うと「男性が筋トレをしたら、ごつくなるんじゃないか」と思う人もいますよね。
けれど、実際にはそうはなりません。
トレーニングの原理原則の中に「特異性の原則」があります。
実はトレーニングの効果と言うのは、とても限られたものです。
例えば、フルマラソンに出たいという人がいるとします。
その人が100m走をたくさん練習したとして、フルマラソン走れるようになります?
ならないですよね。
フルマラソンに出たければ、長い距離を走るトレーニングを行う必要があるんです。
同じように、筋トレの効果は鍛えた部位に限定されます。
腕を鍛えれば腕の筋肉が、脚を鍛えれば脚の筋肉が太くなります。
鍛えていない部位の筋肉はほとんどつくことはないのです。
つまり、ごつくなってしまうのは、不必要な部位を鍛えてしまうから。
だから女装さんのための筋トレは、男性のための筋トレよりもずっと繊細なんです。
鍛えたい部位のみに集中して、繊細にやらないとダメ。
けれど男性が女性に近づくのに必要な部位のみを鍛えれば、男性の身体だって女性に近づけることができるんです。
まとめ
結論として、男性が女性に近づくには筋トレをした方がいいです。
ただし普通に男性がトレーニングするよりも、繊細にトレーニングする必要があります。
必要のない部位には筋肉をつけずに、必要な部位のみを集中して鍛える。そういうトレーニングです。
そのためのトレーニング法を、これから「女装のためのボディデザイン」として紹介していこうと思います。
次回の記事もお楽しみに。