女装トレーナーが教える「男性と女性の骨格の違い」
今回のブログは女装子のためのボディメイク第2弾。
男女の骨格の違いについて記事を書いていきます。
「男性が女性らしいカラダを作るためには、まずは男女のカラダの違いを知る必要があります。
男性と女性ではいろいろなところで違いがありますが、まず大きな違いが骨格ですよね」
ほとんどの女装さんは、男性と女性で骨格が違うことを理解していると思います。
でも具体的にどこが違うのか、はっきりと答えられますか?
今回は男女の骨格の目立った違いを、シンプルにまとめました。
全体の違い
左が男性の骨格。右が女性です。
全体的にみると、女性は男性よりも関節が少し小さく、ほっそりとした印象になります。
骨自体も女性の方が細い傾向にあるようです。
肩の違い
男性と女性の違いとして、まず肩が挙げられますよね。
男性は女性に対して鎖骨が長く、そのため肩幅が広くなります。
でも実は、同じ身長で見れば肩幅の違いって2センチ程度と言われています。
肩幅に影響を与える要素として筋肉もありますが、筋肉量は男性の方が大きくなりますよね。
なのでもしかしたら、鎖骨の長さは男女で1センチくらいしか違わないかもしれません。
(あくまでも、同じ身長で比較した際の平均的な数値)
胸郭(肋骨)の違い
肋骨の形も男女で特徴的な違いがあります。
まず胸郭全体で見ると、男性の胸郭が全体的に広いのに対し、女性は男性よりも狭くなっています。
女性の上半身が華奢なのはこのため。
特に注目すべきは胸郭の下部。女性の胸郭は特に下部できゅっと狭くなっています。
この部分の狭さが、女性の細いウエストラインが細い要因の一つ。
骨盤の違い
骨盤については、男女で3点大きな違いがあります。
骨盤の横幅
骨盤は縦と横の長さが男女で違いますが、特に重要なのは横幅です。
男性の骨盤の横幅は狭いのに対して、女性は横に広がった広い骨盤をしています。
さらに骨盤に接続する大腿骨(太ももの骨)の横のピークも女性の方が広い。
男性の腰がウエストからすとんと一直線に落ちるのに対して、女性の腰が広がって曲線を形成するのはこの骨格の違いが一つの要因になります。
骨盤の縦の長さ
この図だとちょっとわかりにくいかもしれませんが、男性に対して女性の骨盤は縦に短くなっています。
このおかげで女性は骨盤から肋骨までの距離が長い。
このことも女性のウエストが細くなる大きな要因になります。
骨盤の角度
これは図がないのですが、横から見たときに女性の方が骨盤が前傾している傾向があります。
こつばんが前傾すると、お尻が上に上がります。
そのため女性はヒップが男性よりも上に上がったようになるのです。
まとめ
男性と女性の骨格では、様々な面で違いがあります。
その中でからだのアウトラインに影響を与えるのは主に下記の5点。
- 鎖骨の長さ
- 胸郭(肋骨)の広さ
- 骨盤の広さ
- 骨盤の高さ
- 骨盤の角度
男性が女性に近づくためのボディメイクは、この骨格を踏まえて行っていきます。
もちろん、骨格については個人差が大きいので、今回ご紹介したのはあくまでも平均的な傾向ということを忘れないでください。
以上、男性と女性の骨格の違いでした。